便秘とは? |
・便秘の症状とは? |
一般に3日以上便が出ないこと・自分自身で排便がスムーズに行われない状態のこと。
また、毎日排便があっても、苦痛や残便感が残っている、おなかが張っている場合も便秘と考えられます。
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・便秘の種類は? |
けいれん性便秘 |
精神的なストレスによって、腸の緊張が大きくなり大腸のぜん動運動が強まり痙攣を起こしている状態です。結果的に、腸の動きが悪くなり便秘や下痢を起こします。 |
弛緩性便秘 |
便を送り出す腸のぜん動運動が弱い為に便秘となります。お年寄り・体力の弱い人・女性の多く見られます。 |
直腸性便秘 |
直腸・結腸反応が鈍くなり、腸が便意を感じなくなって排便困難になります。便意を感じたときに我慢をしたり、痔の人、下痢を常用している人、お年寄りに起こりやすい。 |
一過性の単純性便秘 |
出張・旅行などで環境が変わったり、運動不足や精神的な影響などで起こります。 |
症候群性便秘 |
病気が原因で起こる便秘 | |
・便秘の原因は? |
不規則な食事 |
朝食を抜いたりすると便意を起こす自律神経の働きも低下する為排便リズムが乱れて便秘の原因となります。 |
運動不足 |
運動不足で腹筋が弱くなると排便時に十分いきむことができなくなります。高齢者、出産で腹筋がゆるんだ女性も便秘に注意してください。 |
トイレを我慢する習慣 |
仕事などで忙しく便意を我慢してしまうといつの間にか便意を消失してしまいます。 |
栄養の偏り |
食物繊維が不足したり、やわらかすぎるものばかり摂取していると、ほとんどが胃・小腸で消化されて便の元ができません。 |
水分不足 |
水分の摂取量が少なすぎると便が硬くなってしまい、便秘になりやすい。 | |
・便秘を解消しよう! |
けいれん性便秘 |
刺激の強いものは抑えましょう。
熱いもの、冷たいもの、辛いもの、アルコールやカフェインなど腸に刺激の強い食事・食品は避けましょう |
弛緩性便秘 |
刺激を与えましょう。
腸の働きを活性化させることが大切です。刺激を与える為に朝起きて冷たい水・牛乳を一杯摂ると効果大です。 |
直腸性便秘 |
便の量を増やしましょう。
食物繊維をたくさん摂り、水分も補給しましょう。便の量を増やすことにより、腸から脳へ排便のシグナルが伝わりやすくなります。 | |
・食事は? |
ヨーグルト |
乳酸菌が腸内環境を整えてくれます。また、善玉菌をも増やしてくれますので毎日の摂取が重要です。 |
ごはん |
白米の中にも食物繊維が含まれます。玄米ならなおさら摂取できます。 |
いも類 |
食物繊維が豊富です。干しいも・さといも・さつまいも・じゃがいもなど。 |
豆類 |
豆類も食物繊維が豊富です。納豆・枝豆・あずき・豆腐など。 |
海藻類 |
食物繊維、ミネラルが豊富です。わかめ・昆布・のり・ひじき・海藻類など。 |
くだもの |
食物繊維が多いバナナ・パイナップル・キウイ、りんごは整腸作用があります。 |
酢のもの |
酢は腸を刺激してぜん動運動を盛んにします。酢・梅干など。 | |
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