|
ビタミン剤とは? |
・ビタミンとは? |
五大栄養素の中の一つにビタミンがあります。ビタミンはほとんど生体内で合成することができため外部より補給(食事などによって)しなくてはいけません。また他の栄養素の働きを補助する役割もあります。
ビタミンの欠乏・過剰により疾病が起こる場合もありますので自己管理が重要です。
ビタミンは水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分けられます。
三大栄養素 : 脂質・たんぱく質・炭水化物
五大栄養素 : 脂質・たんぱく質・炭水化物・ミネラル・ビタミン
|
・脂溶性ビタミン |
名称 |
成人1日の摂取量 |
主な働き |
こんな方に |
多く含む食品 |
目安量 |
最大量 |
ビタミンA
(レチノール) |
2,000IU |
4,000IU |
視覚機能の正常化
皮膚・粘膜の形成に関与
細菌感染予防 |
眼の乾き
皮膚がかさかさしている人
風邪を引きやすい人 |
マーガリン・牛レバー・
うなぎ・卵黄 |
ビタミンD
(カルシフェロール) |
100IU |
400IU |
骨・歯の成長促進
カルシウム・リンの吸収促進 |
更年期の人
骨折しやすい人 |
しらす・さんま・まぐろ・
かつお |
ビタミンE
(トコフェロール) |
8mg |
300mg |
血液循環の改善
過酸化脂質の改善 |
冷え性の人
生理不順の人
冷え性・肩こりの人 |
アーモンド・たらこ・穀物・
胚芽油・緑黄色野菜 |
ビタミンK
(フィロキノン) |
0.08mg |
50mg |
血液凝固に関与
骨・歯の成長促進 |
内出血しやすい人 |
ほうれん草・キャベツ・
納豆・ブロッコリー | |
・水溶性ビタミン |
名称 |
成人1日の摂取量 |
主な働き |
こんな方に |
多く含む食品 |
目安量 |
最大量 |
ビタミンB1
(チアミン) |
1.3mg |
100mg |
神経伝達の正常化
肉体疲労改善
エネルギー産生 |
ストレスの多い人
スポーツをする人
疲れやすい人 |
うなぎ・大豆・豚ヒレ肉・甲殻類 |
ビタミンB2
(リボフラビン) |
1.3mg |
20mg |
皮膚や粘膜の保護
脂質代謝の改善 |
口内炎のできやすい人
コレステロールの高い人 |
鶏卵・納豆・豚レバー・
酵母・胚芽 |
ビタミンB6
(ピリドキシン) |
1.3mg |
100mg |
神経伝達の正常化
皮膚の保護 |
神経痛の人
肌荒れの人 |
バナナ・いわし・シャケ・
小麦胚芽・酵母 |
ビタミンB12
(コバラミン) |
2μg |
1,500μg |
神経機能の正常化 |
神経痛の人
貧血気味の人 |
蠣・牛レバー・鶏レバー・
魚介類 |
ビタミンC
(アスコルビン酸) |
0.1〜0.3mg |
2,000mg |
免疫力の強化
メラニン色素の生成を抑える
血管を強化する |
タバコを吸う人
しみ・そばかすに
歯ぐきからの出血に
ストレスの多い人 |
レモン・いちご・ピーマン・
みかん・野菜・いも類・
ブロッコリー |
ナイアシン
(ニコチン酸)
(ニコチン酸アミド) |
20mg |
200mg |
コレステロールを抑える
皮膚の正常化 |
アルコールを飲む方
肌荒れを起こしやすい人 |
ピーナッツ・たらこ・豆類・
かつお・緑黄色野菜 |
パントテン酸 |
5mg |
200mg |
ホルモン・コレステロール生成に関与 |
アルコールを飲む方
いらいらする人 |
鶏卵・マッシュルーム・
豚レバー・酵母 |
葉酸 |
0.2mg |
20mg |
赤血球産生 |
貧血の人
野菜不足の人 |
さつまいも・インゲン・
ほうれん草・酵母・卵黄・胚芽 |
ビオチン |
0.1〜0.3mg |
1mg |
神経・皮膚の正常化 |
肌荒れの人 |
大豆・いわし・鶏レバー | |
|